2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

(30)投資勝率2割8分

ここまでの私の投資の経緯を読んでいただいて、私を賢い投資家だと思った人はいないだろう。 念のため、私がリストラ宣言されてから投資した商品と、その結果をリストアップしてみた。 投資内容 現在の結果 VOOとQQQ インデックス投資 勝ち DIV 米国高配当株…

(29)勘違い投資家の金への投資

この頃(’20年7月)は分散投資のため金への投資もはじめていた。 市場では金融緩和で大量のドルが市場へ流れ込み、一部は金市場へも流入して金の価格も押し上げるだろうという分析を聞いたのがまさにこの頃だった。金の市場の規模は債券や株にくらべるとかな…

(28)分散投資の罠

’20年の7月より再開したSP500への投資と並行して、分散投資も行うことにした。コロナショックのような暴落がもしまた起こったときに、その動きをヘッジできる別の金融商品へ投資しておけばダメージも少なく抑えられる。 ではどんな商品で、私の投資したSP500…

(27)コロナショックと金融緩和

’20年3月にコロナショックで底をうった株式市場は、その後すごい勢いで回復した。FRBが大型の金融緩和を開始したのだ。政府も現金給付などの支援策を打ち出しその勢いを後押しした。そして7月には年末の水準を回復していた。 この頃まで怖気付いていて少額の…

(26)あたらしいプライベート・バンクの仕事

’20年の5月をもって10年以上勤めた投資銀行をやめ、6月より自身4社目となるプライベート・バンクでの仕事がはじまった。 プライベート・バンクは、おもに富裕層の顧客の資産にたいしての資産運用のアドバイスと、それに付随するサービスをおこない対価として…

(25)失敗体験から成功体験へ

さて、ここまで読み進んでなにか私がFIRE達成に向けて難しいことをやっているだろうか? 私が長々とブログで書いてきたことを要約すると 無駄な生活費を減らして、余ったお金をインデックス・ファンドへ投資する。 これだけだ。 誰でもできる。 これを私が面…

(24)3年FIRE計画

あと9年で引退できれば、60歳が普通の引退年齢とした場合、それより2年も早い。そんなことはわかっているが、問題は私がそれで納得できるかどうかだ。 答えはNOだ。 そうであれば、生活費を下げるか資産を増やしてもっと早く引退するしかない。わたしは生活…

(23)58歳でFIRE達成!?

生活費 < 不労所得 さてこのFIREの不等式で大切なことは生活費を下げれば下げるほど必要な不労所得も減っていくということだ。そしてFIREできる時期もはやくなっていく。 まずは現状の毎月の生活費を把握することが大事だ。 これはもちろん家計簿つけて把握…

(22)FIREされてFIRE目指す!

さてリストラ宣告から8ヶ月経った2020年3月、たくさんの人に助けてもらってようやく3つの課題を完了することができた。 (1)新しい仕事をみつける---> プライベートバンキングの仕事をすることになった (2)家族でシンガポールの永住権を取る---> 永住…

(21)プライベート・バンキングの仕事

永住権が承認されてからしばらくして2つ目の朗報が届いた。 8月に人事と電話面接を欧州系のプライベート・バンキングからファイナンス部で空きポジションが出たが興味はあるかとの連絡を受けた。 仕事内容を確認すると経験のない仕事だったが、いままでの経…

(20)待望のシンガポール永住権

コロナショックの暴落が始まった2月中頃、待ち望んでいたニュースが飛び込んできた。シンガポールの永住権が正式に承認されたのだった。 これで少なくとも今の仕事がなくなってもシンガポールから追い出されることはなくなったわけだ。文字通り家族3人で飛び…

(19)コロナショックからの教訓

さてここまで失敗体験のように今回のコロナショックでの損失のことを書いているが、実際にここでなにが悪かったのかを考えてみたい。 まずは 「投資先がわるかったのか?」 という疑問だが 私はそんなことはないと考えている。 それはただ単に投資の神様のバ…

(18)損失マイナス30%!

その日、2月15日のマーケットは開始から大きく下げた。 前日まで1万ドル以上あったSP500からの儲けは開始早々に0になった。 はじめはアプリが間違っているのかと思ったがそうではなかった。 のちにコロナショックと呼ばれる暴落がはじまったのだった。 こ…

(17)SP500への投資

’19年の12月から少しずつSP500への投資を開始した。 最初は少額だったが、年が明けて1月が終わる頃には投資額をかなり増やしていた。 毎日SP500の値動きを見ていたが基本的には順調にあがっていった。 少し値を下げて損がではじめた日もあったが、下がったと…

(16)インデックス投資という最適解

いろいろなFIRE(経済的な自立とアーリーリタイア)についての本を読んでいくと基本的には一つの結論に帰結する。 それはインデックス投資だ。 そこに多少のスパイス(分散投資やリバランシングなど)を著者によって加えているが基本は変わらない。 その中で…

(15)資産と負債

リストラ宣告から3ヶ月経ち、友人V氏のおかげで少し延命できたが、依然としてピンチなのはかわりない。子供の学費以外はまだなにも根本解決していないのだ。 その子供の学費も家内が解決したのであって私自身はこの時点ではなにも達成していなかった。 仕事…

(14)ぎりぎり首がつながる?

さて投資のために愚かな銀行行脚をしていた’19年9月頃に一つ朗報がはいってきた。 当時働いていた銀行の別の部署ではたらいていた友人のV氏から5月末まで臨時雇いで税務部を助けてくれないかという申し出だった。V氏は私と同い年で10数年前は同じような役職…

(13)銀行の薦める投資商品

ここで少し銀行と個人投資家の関係を話していこう。 シンガポールの銀行で金融商品を購入すると大抵リレーションシップ・マネージャー(RM)がつく。彼らRMが窓口になって投資の相談にのってもらえる。 RMのうしろにはお薦めの投資商品を準備するチームがあり…

(12)なぜ投資すべきでなかったか

では中国ハイイールド債ファンドへの投資をすべきでなかった私個人の理由を挙げてみよう。(注:これはあくまでも個人の見解です。投資判断は各々で行ってください。) (1)手数料が一般のインデックスファンドにくらべて高く、その分だけリターンを削る。…

(11)毎月の配当が1200ドルに

購入した中国ハイイールド債ファンドは毎月配当型のファンドで、以前購入したファンドとともに毎月配当金を出してくれた。二つのファンドからの配当金をあわせると毎月1200ドルにもなった。 投資系Youtuberの動画でも「月3万円の配当金」をどうやって得るか…

(10)残り3ヶ月!いよいよ投資へ

タネは蒔いたが収穫にはまだ至っていないうちに1ヶ月が経過した。 面接はいまのところ2社のみだった。 焦っても仕方がないので3番目の「給料以外からの副収入を得る」へ舵を切った。 まずは遊んでいるお金の運用をはじめて副収入を得ようとかんがえた。 い…

(9)シンガポール永住権申請に必要だったこと(実用編)

前回のブログでシンガポールの永住権申請の話をしましたが、私が使ったエージェントと必要な書類、注意点などをシェアしておきます。 エージェントの名前はIASGです。リンクを貼っておきます。 iasg.com.sg 必ずしもこのエージェントを使うのがベストという…

(8)永住権取得確率0%!

いくら行動を開始したからといっても三つの課題の一つも解決していないことには変わりない。すぐに次の課題へ移った。 (1)新しい仕事をみつける [職探し進行中!] (2)家族でシンガポールの永住権をとる (3)給料以外からの副収入を得る 三つのなかで…

(7)2社目は電話面接

1社目の一次面接の週に、2社目の面接のアポがとれた。 欧州系のプライベートバンクだ。 昔、一緒に働いていた元上司のJ氏が紹介してくれて実現したものだった。 リストラされたいまの仕事もJ氏の紹介でみつけられたものだった。 私にとっては恩人であり、尊…