(15)資産と負債
リストラ宣告から3ヶ月経ち、友人V氏のおかげで少し延命できたが、依然としてピンチなのはかわりない。子供の学費以外はまだなにも根本解決していないのだ。
その子供の学費も家内が解決したのであって私自身はこの時点ではなにも達成していなかった。
仕事ははじめの二つの面接以外はすすまなかった。
二人の友人やリクルーターが空きポジションいくつか紹介してくれたが面接へ行けたものは一社もなかった。
永住権の申請は審査中で、結果がでるのは申請してから6ヶ月くらいといわれていたのでこの頃は待つことしかできなかった。
そういうわけで、この頃は投資の本を読んだり、Youtubeで見たりして投資の勉強に集中していた。
そんな時に出会ったのがあの有名な「金持ち父さん貧乏父さん」だった。
ひと月ほど前にコーチングのトレーニングに参加したとき、マレーシアで不動産業をやっている女性に会った。パワフルな印象の彼女がマレーシアで事業をやろうと思ったきっかけになったのがこの本だったという。
Kindleで電子版を頼もうとおもったが売っていなかったので本の要約チャンネルをいくつかを見て内容を理解することにした。
内容はとても参考になり、いまでも自分の資産管理の基礎になっている。
簡単にいうと「資産はお金を生み出すもの」「負債はお金を自分の財布から奪っていくもの」で資産をもち負債を無くしてお金持ちになろうという内容。
資産とはおもに投資などで(金融資産への投資だけでなく不動産投資も含む)、負債は借金だけでなく、ローンの残っている持ち家などもはいってくる。住宅ローンは毎月自分の財布からお金を奪っていくから負債に該当するのだ。
くわしい内容は本の要約チャンネルをみたり、本書を実際に読んだりしていただきたい。
この本をきっかけに不要なコストカットをはじめるのだが、詳しくは後日のブログで書くことにする。
次回は、いまの自分の投資にも参考にしているおすすめの投資本を紹介していきたい。